育毛剤【sset.gr.jp/jcpea/】

育毛剤【sset.gr.jp/jcpea/】

円形脱毛症は病名のとおり、コインのように円形の脱毛が起きる病気です。脱毛の広 は、Iセンチ程度の小さなものから数センチに及ぶものまでさまざまです。Iヵ所だけでなく多発することもありますし、髪の毛だけでなく、まゆ毛やわき毛など全身の毛が抜けてしまうこともあります。年代としては20歳代がもっとも多くなっています。女性だけの病気ではありませんが、患者数は女性のほうが約1・5倍多いといわれ、女性をたいへん悩ませる髪の毛のトラブルの一つです。性格的に几帳面でまじめな人の発症例が多く見られることなどから、ストレスは円形脱毛症の見過ごせない誘因の一つであるといえるでしょう。 最近では、「自己免疫疾患」の一種という見方が有力です。人間の体には、細菌やウイルスなど外敵の侵入から自身を守る「疫」機構があり、おもにリンパ球がその働きを担っています。円形脱毛症の患者さんの脱毛部分の頭皮を観察すると、毛根にリンパ球が集まり、毛根が萎縮しています。何らかの理由でリンパ球が、自分の体の一部である毛根を、「外敵」「異物」と間違えて攻撃して、髪の毛の成長が止められているようなのです。 <治療法> 以下に、一般的に比較的よく用いられている薬剤、治療法を列挙してみます。 ・〈塩化カルプロニウム(フロジン液):塗り薬。末梢血管の拡張作用。育毛剤「カロヤンガッシュ」などの主成分。 ・〈グリチルリチン〉:飲み薬。抗炎症・抗アレルギー作用。漢方薬として用いられるカンゾウから抽出した薬効成分。 ・〈セファランチン〉:塗り薬(セファランチンアルコール)、あるいは飲み薬。タマサキツヅラフジという植物から抽出したアルカロイド成分。 ・液体窒素療法:液体窒素を含ませた綿球で患部に刺激を与える。             ・紫外線療法:長い波長の紫外線A波(UVA)を患部に照射して、リンパ球の異常な働きを抑える。 ・局所免疫療法:薬を使って局所に人為的に皮膚炎(かぶれ)を起こし、その状態を維持しながら発毛を促進させる。 ・免疫抑制剤:塗り薬、あるいは飲み薬。アトピー性皮膚炎の治療で好成績をあげ、円形脱毛症の治療効果も期待されている。 ・低出力レーザー:脱毛部の神経節にレーザーを照射して、頭皮の血流をよくする。 治療を始めるのが早いほど、症状を効果的に抑えることが期待できます。日常生活では、睡眠をなるべくよく取りバランスのいい食事に努め、心身のストレス緩和の工夫を心がけましょう。